意識低い系社会人のしつぎょうにっき

意識低い系社会人である私が意識の低さ故失業して迷走する様子を(ほぼ)リアルタイムでお届けする予定のブログです。

衝撃の人事

最近プロジェクトリーダーに抜擢されました!(ドンドンパフパフ)

もうやめるはずなんですけど。
3週間ほど前に退職の意向を伝えたはずなのですが、なぜかプロジェクトリーダーに抜擢されました。
「社内の業務改善を行い残業を抑制し有給取得率を向上させ最終的には残業を0にし社員が働き易い環境を整えることで離職率を下げさらに採用活動の強みとする」きわめてじゅうようなぷろじぇくとです。
しかも構成員は現状私と上司のみ(しかも上司を差し置いてリーダー)という、突っ込みどころしかない状況です。

 

責任取って辞めればいいのかな?

残業や休日出勤に関しては本社から圧力があったので、本社への体裁上、「やってみたけどだめでした」的な結論にしたいのであれば、辞める人間なので丁度よいともいえるのですが、正直真意をはかりかねます。
形だけやって責任取る感じで辞めてね、ならいいのですが、本気で退職までにやらされるのであれば無謀もいいとこです。
と言うか仮に退職の話がなかったとしても私の様な意識低い系には荷がおもすぎます。
何とか断りたいのですが、果たして断れるのでしょうか。
と言うか本当に辞められるのでしょうか。
辞めるはずなのに仕事が減るどころか増えており、何となく不安だったのですが、この件で不安が一気に増大しました。
当面の課題に、退職に向けて仕事を減らす(少なくとも増やされないよう頑張る)を追加する羽目になりました。

それはさておき安直に公務員を目指してみる

愚痴記事ついでに記載しておくと、今後の生活の方針の一つとして公務員を目指してみることにしました。
田舎の貧乏都市に住んでいるので正直公務員の給与がいいとは言いがたいですが、休日とかその他もろもろは今の会社よりも大分良さそうなのです。
やりがいとかは一切求めてないので、田舎の市役所の支局とかにいけたらなーって思って受けることにしました。
結局サラリーマンなので、より住みやすい地獄に移住するだけの様な気もしますが、「田舎なので大都市のお役所ほど忙しくないはず!」と前向きに行こうと思います。

 

もちろん公務員以外も考えています

別の選択肢としてアフィリエイトとかフリーライターとかもやってみたかったのですが、仕事と公務員試験でいっぱいいっぱいなので、しばらくお預けです。
これらの他にも、時間ができれば読みたい本や勉強したい分野、取っておきたい資格などが腐るほどあるのですが、この辺も当面は先送りしようと思います。
退職してフリーターになったらその辺も含めて手探りで色々やってみたいと思います。
今の私には、正社員でなくなる不安よりも、選択肢が増えることへの希望の方が、大きく感じられます。

完全に社畜になれるならそれはそれで幸せだと思います

社畜も悪くないと思います

社畜と言うと完全にネガティブな表現ですが、社畜になりきれるなら幸せな生き方の一つだと思います。

 

組織での評価は幸福度に直結します

余程優秀な人や、生まれついてのお金持ちであれば一人の力で生きていけるかもしれません。しかし、そうでない大抵の人間は、必ずと言っていいほど何らかの組織に属して生きていかざるを得ません。
そしてその組織での評価が、その人の幸福度に大きな影響を及ぼしているのが現状です。
組織での評価が高ければ、まず居心地がいいです。逆に言うと評価の低い人は、居心地の悪さを感じながら、それでもしょうがなくその組織に所属する羽目になります。
組織での評価が低い人から、評価が高い人へのパワハラというのはほとんど聞いたことがありません。(逆はしばしば見かけますが)
また組織での評価が高ければ、その組織から得られる見返りも大きくなります。
目先の賞与とかもそうですし、何より昇進に影響し、生涯年収で雲泥の差がつきます。
民間企業、公務員、あるいはNPOを問わず、どの組織でもそういった傾向はあるのではないかと思います。

 

組織で評価されるには(幸福に生きるには)

ではその幸福度を決める組織での評価は何で決まるのでしょうか。
最もその組織で評価されるのは、誰もが認める功労者です。
どんな規模の組織であっても、頭一つ抜けた人はいるのではないかと思います。
そういった人は、群を抜いて甚大な貢献をして、誰よりも評価され、それに異を唱える人はほとんどいません(いても大抵排除されます)。
しかしそんな人はごく一握りです、結局冒頭で述べた、「余程優秀な人」に類する特殊な存在に過ぎません。
では大多数の凡人が組織で評価されるためにはどうすればよいのでしょう。答えは組織への深いコミットメントや高い忠誠度を示すことです。それを極めた人々が、俗に言う「社畜」です。
大抵の人はそこに気がついて、順応しようとした結果社畜になろうとするのではないかと思います。

 

エセ社畜はつらいよ

「私はこの組織が大好きですよ。」「この組織が私の生き甲斐です。」と言った意思表示を、行動をもって行うことで組織での評価を上げ、少しでも生きやすい環境を作ろうとする訳です。(具体的には、休日出勤、サービス残業、意味不明な会社行事への積極的参加等々)
でもそれが本心でなければ、つらいと思います、と言うかつらかったです。
世の中には、社畜になりきれない人もいます。社畜と言う言葉がここまで流行しているのは、本心からそういった評価体制に順応できない人たちが多いからなのではないでしょうか。
社畜になりきれない、エセ社畜として生きていかざるを得ない、正直幸福な生き方ではないんではないでしょうか。

 

冒頭でも言いましたが

そういった意味で、社畜になりきれる人は、そうでない人(私はそっちが大多数だと思っています)より幸せだと思います。
「余程優秀な人や、生まれついてのお金持ち」に加えて「本当の意味で社畜になれる人」を加えてもいいのではないかと言うほど特別な、恵まれた人だと思います。
なので、完全に社畜になれるならそれはそれで幸せだと思います。

 

社畜になれない人々へ

では、特別な人間でない人は、不幸に生きるしかないのでしょうか。
かつてはそうであったかもしれませんが、今はそうではないと思います。
今までの様に、社畜か自立かといった様な二択ではなく、組織への浅いコミットメント(代わりに低い報酬)と、生活を補助する副業といった選択もでてくるのではないでしょうか。
現状では、そもそも組織への浅いコミットメントが許されなかったり、社畜のふりをしていないと退職を余儀なくされるほど居心地が悪かったりする組織も多いでしょう。
しかし、とりわけ若い人たちの間での労働観の変化や、労働力人口の減衰などにより、多様な働き方を認める圧力が強まっているのではないかと思います。
社畜が死語と化し、それぞれの人が自分にあった働き方をできる様になる日が、一刻も早くきて欲しいものです。

仕事で傷ついた心をShinobiライティングで癒やそうという話

取り敢えずShinobiライティングを初めてみました

昔一度WEBライティングに興味を持ったことがあるのですが、そのときは時給低すぎと思ってスルーしてました。
この度退職するにあたり、有給消化期間のお小遣い稼ぎとして再度WEBライティングに興味を持ち、ブログとほぼ同時期にShinobiライティングを初めてみました。
他にもランサーズやクラウドワークスなどを考えたのですが、全くの初心者でしたので、一番取っつきやすそうなShinobiライティングにしました。

 

うわっ…私の時給、低すぎ…?

まずShinobiライティングの印象ですが、字数が少なく内容的にも難しくない案件が大半を占めています。
中には200文字とかの案件もあります(文章が無駄に長くなりがちな私にはむしろ難しかったですが)。
個人的には500~1000字くらいの案件が、書きやすく報酬もぼちぼちなのでいい感じです。
内容に関しては、車や化粧品なんかの広告記事が多いですが、中には「バイトに明け暮れて単位を落としすぎてしまった場合」のコラムを書くと言った案件もありなかなかおもしろいです。
私の通過率なのですが、今のところ10記事書いて8記事採用されています。初心者でこれなので、割と通りやすいのではないかと思います。まああまり難しそうなのに手を出していないのもありますが。
そして時給ですが、案の定、と言うよりも予想以上に時給は低く、だいたい300円/hくらいでした。
最も私は始めたばかりでなれていませんので、なれてくるともう少し効率よくこなせるのかもしれません。
しかし今回の趣旨としては、私の時給低すぎ的な話ではなく、お金の面以外で思わぬ効用を見つけたと言う話です。

 

思わぬところで心惹かれました

このサイトで応募した案件はマイ記事一覧というページで確認でき、採用された場合採用、不採用の場合は不採用と表記されます。

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自分でも驚いたのですが、この「採用」という二文字が予想以上に嬉しいです。
業種にもよるのでしょうけれども、基本的に会社の仕事というのはできるのが当然で、できない、ミスが出るといった場合マイナスと評価されます。
上司に対して提出した書類に対して、わざわざ「採用」などといった返信があることはまずありません。
それについては今まで何とも思ってこなかったのですが、自分の仕事に対して、明確にポジティブな評価をつけてもらえることが、こんなにも嬉しいとは思いませんでした。
仕事でミスが続いたり、上司から評価されなかったり、そういった理由で落ち込んでいる方がいれば、一度クラウドソーシングを利用してみてはいかがかと思います。
私の場合元々文章を書くのが好きでしたのでライティングの仕事を探しましたが、クラウドソーシングサイトによっては様々なジャンルの案件を取り扱っていますので、文章を書くのが好きでない方でも安心です。

 

(少額だけど)お金を貰って癒やされる

クラウドソーシングというと、フリーランスとしての独立や収入構造を多様化するための副業といった見方をされがちです。私もそういった見方しかもっていませんでした。
そういった観点から見ると、どうしても時給の低さが目につき、モチベーションをそがれます。
しかし実際にやってみて、一個人としての自分の仕事に対する明確な評価をくれる、といった点に気づかされました。
お金のことは考えずに、取り敢えず休みの日か早く帰れた日の晩にでも一案件こなしてみてはいかがでしょうか。
仕事で傷ついた心を癒やしてくれるかもしれません。

入社半年目以降の繁忙期の終わり目が辞め時です

仕事の辞め時に関して考えてみました

残念ながら今の会社に退職まで務める気がなくなってしまった人は、どこかのタイミングで退職することになると思います。
とはいえ辞めたくなったらすぐ辞める、という人は少ないのではないでしょうか。
私などは入社1年にしてすでに辞めたくなっていましたが、結局それから辞めるまでに4年もかかってしまいました。

 

取り敢えず「入社して3年は勤めなさい説」は否定しておくとして

やめる一つのタイミングとして、入社何年目といった節目で辞めるというものがあるでしょう。
一番有名なのは「入社して3年は勤めなさい説」に基づく3年目のタイミングではないでしょうか。
実際私の同期や後輩たちにも、3年経つタイミングで辞めていった人が何人もいます。
しかし私個人としては、3年にこだわる必要がないのではないかと思っています。
3年に具体的な根拠があるわけではありませんし、金銭的なメリットも特にないと思います。
強いていうなら社会的評価、とりわけ次の就職への影響が考えられますが、3年で辞めるか、2年半とかで辞めるかによって採否を左右することはあまりないのではないかと思います。
むしろその半年を利用して公共職業訓練に通って資格を取るなどすれば、かえって有利になるのではないでしょうか。その方が精神的にも楽そうですし。
人生に使える時間は有限で、とりわけ若い頃の1年は大きいため、無理に3年にこだわり、貴重な時間を失い、精神を摩耗しては元も子もありません。

 
意味のありそうな「入社〇年目」

では辞め時に年数は関係ないかというと、金銭的な面での節目があります。
雇用保険のからみで、入社半年目と1年目、そして5年目に大きな節目があるといえます。
まずは1年目ですが、自己都合退職の場合、雇用保険加入期間が1年以上ないと失業給付が受けられません。すぐに次の仕事がみつからない場合、失業給付は命綱となりますので、耐えられるのであれば1年は耐えた方がよいです。
また会社都合の場合や、特定受給資格者、特定理由離職者に該当する場合(以下会社都合等の場合とします)、雇用保険の加入期間が半年あれば失業給付が受けられるため、この場合半年で辞めることができます。
さらにこれらのケースの場合、雇用保険加入期間が5年を超えるタイミングで、失業給付の受給期間が増えるため、5年も一つの節目となります。(*自己都合で特定受給資格者、特定理由離職者に該当しない場合は関係ありません)
なお、特定受給資格者、特定理由離職者に該当するかどうかは、ハローワークが詳しく説明してくれているのでご興味があればこちらをご覧ください。(ハローワークインターネットサービス - 特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要

 

残業の多い時期が過ぎたら辞める

このほかに仕事を辞めるタイミングとして考えられるのが、繁忙期の終わり目です。できれば会社都合として辞めたいところですが、私などの場合はどう考えても自己都合です。そこで、特定受給資格者、特定理由離職者を狙うわけですが、最も確実に狙っていきやすいのは、特定受給資格者の残業時間に関する項目です。
「離職の直前6か月間のうちに[1]いずれか連続する3か月で45時間、[2]いずれか1か月で100時間、又は[3]いずれか連続する2か月以上の期間の時 間外労働を平均して1か月で80時間を超える時間外労働が行われたため離職した者。事業主が危険若しくは健康障害の生ずるおそれがある旨を行政機関から指 摘されたにもかかわらず、事業所において当該危険若しくは健康障害を防止するために必要な措置を講じなかったため離職した者」(上記ハローワークリンク内 より抜粋)
この程度の条件であれば、繁忙期に達成している職場は多いのではないでしょうか。
そういった場合、これらの条件を達成したタイミングで退職にかかれば、仮に退職の引き継ぎに2~3ヶ月を要したとしても、要件をみたすでしょう。
繁忙期の「終わり目」、というのは、仕事が落ち着き始めるタイミングで退職の話を切り出せば、円満退職もしやすいであろうという目論見です。
なかには「その程度の条件常時満たしてるよー」という方もいるかと思いますが、その場合はいつ辞めても問題ありません。

 

そこまでして特定受給資格者になりたい理由

先ほど触れた通り、会社都合等の場合には、必要な雇用保険加入期間が緩和されますが、これは序の口で、様々な優遇措置があります。
まず、自己都合退職の場合は約三ヶ月間の給付制限期間がありますが、これが解除されます。
さらに「入社〇年目」の項目でも軽く触れましたが、自己都合退職で雇用保険加入期間が10年未満であれば通常失業給付は90日のところを、会社都合等の場合で雇用保険加入期間が5年を超える場合、120日に渡り受給する資格を得ます。
さらに、なんと国民健康保険税においても、翌年度末までの算定にあたって、前年度分所得の30%その根拠として見なすという、破格の優遇措置が取られています。
これだけの優遇措置、特定受給資格者になるか否かというのは、仕事を辞めるタイミングを計る上で極めて重要な要素なのではないでしょうか。

 

結局いつが辞め時かというと

長々と書きましたが、最終的な結論としては、1.特定受給資格者、特定理由離職者になる可能性がある場合最優先でそれを実現できるタイミング 2.その前提として半年以上経過していること 3.もうすぐ5年なら頑張って5年 が辞めるタイミングを決める要素になるのではないでしょうか。

 

もうすぐ、失業します

初めのご挨拶

もうすぐ、失業します。
どうもはじめまして、意識低い系社会人の一色朗と申します。
タイトルにはしつぎょうにっきとありますが実際にはまだ失業していません。現在退職活動中の身です。

 

今に至る簡単な経緯

色々考えた末に、新卒以来5年勤めた会社を退職する決意を固め、先日直属の上司に退職する意向を申し出ました。
そこそこ経営が安定している企業なので倒産やリストラの心配は少なく、給与も私的には満足のいく水準(むしろやってる仕事の割のは貰いすぎていたと思ってます)でしたので、やめるのが惜しい気持ちもありました。
しかし、今の会社で求められるワークスタイルが、どうあっても自分のライフスタイルと相容れないものであったため精神的に限界を感じ、新たな道を模索することにしました。
思い立ったが吉日という無鉄砲で上司に退職を申し出た為、ほぼノープランです。転職先とかが決まっているわけではありませんし、あてにできそうなコネや人脈はほぼ皆無です。

これからどうやって生きていけばいいのだろう

現在必死で考えているのが、1.次の仕事に向けてのプラン 2.次の仕事まで食いつなぐプランです。
1.に関しては、現在の会社を辞めることになった原因を再度精査してから具体的なものを作っていく予定です。
2.に関してですが、田舎+実家暮らしという環境なため目先食べていくだけならコンビニのバイトなどでもどうにかなりそうですが、それだとじり貧で将来に希望が持てません。
最終的には1.で決まったプランを実現する助けになるか、または実現できなかった時のリスクヘッジとなるようなものをやっていければ、と考えています。

始まりの終わりに

このブログは、実際に私が仕事を辞め、失業する過程、そしてそこで取るアクションやその時の考えなどをお届けすることで、これから仕事を辞めるか否かの決断をする意識低い方一人の参考にでもなれば、という趣旨で運営する予定です。
あ、もちろん全然退職する気ない人やむしろ意識高いわっていう方のご閲覧も大歓迎ですよ。
予定としては休みの日(週1~2)に書いていこうと思いますので、頑張っても週一更新くらいになりそうですが、ご興味ある方がいらっしゃればお酒などでも嗜みながら読んでいただければ幸いです。